近視進行抑制治療について
2021.10.26
20歳未満のお子さんの近視についての話題です。
一般に日本を含むアジアでは、近視の人口が多くなっております。多くの場合生まれた時には遠視で、成長に伴い学童期に近視にかわってきます。近年では近視が発生する年齢が早くなり、その分大人になるまでの期間が長いことや、日常生活で近くを見る時間が長いことが原因となり、成人するまでに近視の度が強くなる傾向があります。
近視が強くなると、将来眼疾患にかかる危険性が高くなります。白内障、緑内障、網膜剥離、黄斑変性など、よくある疾患の発症の確率が高くなることがわかっています。そこで、近視をなるべく抑制するために、生活環境を整えたり、行動を変えたり、治療をおこなったりするように時代が変わってきています。
当クリニックでも、お子さんの近視進行抑制のためのご説明や、治療など積極的におこなっておりますので、興味のあるかたはご相談ください。