結膜炎・ものもらいが多くなっています
2019.06.24
気温の上昇、湿度の上昇に伴い、感染症(結膜炎、ものもらいなど)が多くなっています。
この時期は細菌の活動が活発になりますので、皮膚の常在菌も増える傾向にあります。常在菌とは普段から体にすみついている菌で通常は病気をおこしませんが、体が疲れて抵抗力がおちていたり、風邪をひいたり、目をこすって細かい傷がついたりするとそこから病気を引き起こす原因となります。
洗顔、手洗いなどをしっかりとして清潔を保ち、適度な休息をとって体の抵抗力を高めることが細菌性の結膜炎などの予防になります。
結膜炎は基本的にはうつる病気です。常在菌が原因の細菌性結膜炎の場合は感染力が低いですが、常在菌以外の細菌が原因の場合もあり、接触すると他人に感染します。特に抵抗力の弱い子供や高齢者には感染しやすいです。また、ウィルス性の場合は非常にうつりやすく流行性とも呼ばれ、登園・登校は禁止となります。目ヤニが出る場合は手洗いをしっかりとして、タオルは別にし、プールには入らないようにしてください。