春の花粉症 備えは充分ですか?
2011.02.22
「2月16日に花粉が飛び始めました」と18日、東京地方で発表になりました。ここ、茨城県でもすでに花粉症の症状が始まった方は少なくないようです。
昨年の猛暑の影響で、今年のスギ花粉の飛散は例年の5-10倍とも予測されています。それに伴い、毎年症状の出る方はより重症に、これまで症状のなかった方でも「花粉症デビュー」の可能性があります。眼の充血、かゆみ、ごろごろ感、メヤニ、まぶたの腫れなど症状はさまざまですが、このような症状がありましたら早めの受診、そして点眼薬の使用をお勧めします。抗アレルギー剤は、症状が出てから初めて使うのではなくて、2週間程度前から使用することで、初期症状を軽く抑えることができます。そして、症状が強くなってきたら、それに合わせて薬を追加してできるだけ快適な毎日を過ごすための工夫がされています。鼻症状、皮膚症状がある方は、点鼻薬、内服薬の併用も有効です。つらくてどうしようもなくなる前に、ちょっと時間をつくっての受診をお勧めいたします。