松本アイクリニック(松本眼科):茨城県龍ヶ崎市(眼科・眼医者)

健康ニュースタイトル

常陽リビング掲載記事 第6回~花粉症~ 

2011.01.22

2011.1.22 常陽リビング「リビングクリニックQ and A」 に掲載されました。今回のテーマはアレルギー性結膜炎 いわゆる花粉症のお話です。今年はスギ花粉が例年の数倍も飛散すると予想されています。毎年症状のあるかたは、そろそろ点眼薬を始めることをお勧めします。

以下、掲載記事です。

Q: 最近目がかゆいです。今日はなんとなく違和感がして鏡を見たら白目がぶよぶよしていました。なんの病気でしょうか?

A:目のかゆみなどから無意識にこすってしまったら急激にまぶたが腫れたり、場合によっては白目に浮腫がおこってまぶたからはみ出したりすることがあります。強くこすってしまうと痛みがでます。これはアレルギー性結膜炎の所見です。初めて見るとびっくりしますね。

アレルギー性結膜炎では、春に杉の花粉によって起こるいわゆる花粉症が有名です。ゴールデンウィークをすぎても症状の残る方はヒノキのアレルギーもあるでしょう。昨年まで症状がなくても急に症状がでて、年々ひどくなることがあります。アトピー性皮膚炎など、アレルギー素因のある方は花粉症にもかかりやすいです。診断は目の診察、涙液の検査、血液検査などで行います。

治療は原因を避けることが第一です。花粉の場合は不要な外出を避け、洗濯物を屋内に干すなどの注意をします。薬物治療は点眼薬が基本で、場合によって内服薬を併用します。コンタクトレンズは症状を悪化させますので、装用中止が原則です。

毎年症状がある方は、2週間くらい前から点眼薬を使用し始めると効果が高いです。昨年は杉花粉の飛散量が少なかったのですが、今年は昨年の猛暑の影響で花粉量が例年よりもとても多いと予測されています。症状が出る前の受診をお勧めします。


 

ホームへ戻る   ニュース一覧

リンク集お問い合わせサイトご利用規約
リンク集お問い合わせサイトご利用規約
Copyright (c) 2025 MATSUMOTO EYE CLINIC All Rights Reserved. Web Produce by soundboard.