松本アイクリニック(松本眼科):茨城県龍ヶ崎市(眼科・眼医者)

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はやり目(流行性角結膜炎)が多くなっています

2025.07.25

最近、当院に受診されて「流行性角結膜炎(一般にはやり目と呼ばれているウィルス性の結膜炎)」と診断した方がとても多くなっています。

全国の流行状況を見ると、全国的に流行しているようですが、現時点で茨城県は患者数が国内で1番多いです。

当院での最近の傾向としては、まずは小さいお子さん(幼稚園児以下くらい)が普通の軽い結膜炎症状でいらして、抗菌剤の点眼で数日で治るのですが、その後に年上の兄弟や両親に症状がでて、その方たちは症状が強く、流行性角結膜炎の特徴的な所見が見られるというパターンです。年齢が上になるほど症状が強いことが多いです。もちろん、大人の方が単独で罹患して受診されることも多くなっています。

家族内に充血やメヤニの症状が出た方がいらっしゃったら、念のため感染対策をされるのが良いでしょう。具体的には目を触らない、手を流水でよく洗う、タオルを別にする、過度な接触を避ける、身の回りを拭き掃除(できればアルコールなどで)です。患者さんはプールや温泉は控えるのがよいでしょう。感染しても潜伏期がありますので、すぐには発症しないことがあります。市中でも流行しているので、どこで感染するかわかりません。外出から帰ったら手を洗いましょう。

また、幼稚園から大学までの方は、流行性角結膜炎と診断されると学校保健法により登園・登校はできません。これらの施設の教職員や事務員の方も同様です。医療機関、介護施設などにお勤めの方も通常は出勤できなくなります。感染の可能性が高い期間は症状がなくなるまでの間です。

 


 

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