涙目でお困りではありませんか?
2017.11.18
日常生活で、特に原因もないのに涙がたまる、あふれて流れるという方は少なくありません。そのような症状でお困りではありませんか?
このような症状を流涙といいます。流涙の原因は一つではなく、いろいろと考えられます。まつ毛や瞼の異常、または周囲の環境が刺激となり、涙が多く出る場合。眼の表面の異常(凸凹など)で涙があふれてしまう場合。そして、涙が排出するところ(涙の道:涙道といいます)が狭い、または閉塞しているために流れ出なくなってあふれる場合などがあります。
最後の涙道の狭窄、または閉塞が原因の場合は、ここを広げて涙を通りやすくするとよくなります。そのためには涙道内視鏡という器具を用いて、涙道を観察し、閉塞を取り除いたり、拡張したりします。この治療が当院でできるようになりました。治療は局所麻酔で、日帰りでできます。涙目でお困りの方は、まず何が原因なのかを診断し、治療を行います。自覚症状のある方はご相談ください。